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エステティック・理美容業界の動向と展望

(2024/11/29更新)

【目次】

■業界の概要
■市場の動向と展望
■エステティックサロン、理美容業の業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図

■業界の概要

エステティックは安心・安全対応が課題、理美容業の差は拡大

エステティック業務は「美顔」、「痩身」、「脱毛」に大別される。1回あたりの施術料金を割安にするため、長期契約・一括前払いの料金体系が多く、解約時のトラブルなどが頻発した。そのため、業界では契約の適正化への取り組みやサロン認証制度など、消費者が安心・安全にサロンを利用できるような消費者保護施策を進める途上にある。

厚生労働省が公表している「衛生行政報告例(令和4年度)」によると、2022年度末時点で美容所は26万9,889施設(前年度比2.1%増)で年々増加している一方、理容所は11万2,468施設(同1.7%減)で減少を続けており、美容業と理容業の勢いは明暗が分かれる。

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