■業界の概要
■市場の動向と展望
■パチンコ・パチスロ機製造業の業績動向
■パチンコホールの業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図
■関連コンテンツ
日本生産性本部の「レジャー白書2023」によると、2022年のパチンコ・パチスロ市場規模は前年比横ばいの14兆6,000億円。2019年と比べ73.0%にとどまっておりコロナ前の水準には回復していない。参加人口は前年比50万人増の770万人と、7年連続の1,000万人割れとなった。
2018年2月に改正風営法規則、同年10月にギャンブル等依存症対策基本法が施行されたことに加えて、近年は、パチンコ以外にも余暇を楽しむ娯楽が増えており、パチンコ業界は厳しさを増している。
経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」では、パチンコホールの2021年の売上高は2兆4,971億円(前年比0.4%減)、設置台数は64万4,211台(同1.7%減)で推移。警察庁によると、2021年のパチンコホール数は8,458軒(前年末比6.4%減)と減少が続く。コロナの影響は底を打つも、売上高は大きく落ち込んだ前年から回復せず、小規模店舗の淘汰と市場縮小は止まらず、大型店舗への集中化が進んだ。
経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」によると、パチンコホールの2022年の売上高は、2兆5,803億円で前年同期比2.3%増となった。