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コンビニエンスストア業界の動向と展望

(2024/07/30更新)

【目次】

■業界の概要
■市場の動向と展望
■コンビニエンスストアの業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図

■業界の概要

社会・生活インフラとして、幅広い消費者ニーズに対応

コンビニエンスストアは、主に24時間・年中無休で営業を行い、食料品や飲料・日用雑貨・雑誌などの販売のほか、ATMの設置や公共料金の収入代行、チケット発行、宅配便の取り扱いなど、さまざまなサービスを提供。社会・生活インフラとしての役割は大きい。

一方で、サービスの多様化にともなう業務量の増加などを背景に、コンビニエンスストア店員の人手不足が深刻化しており、セルフレジの導入など業務効率化が進む。

国内店舗数は横ばいで推移。大手各社は大量出店から既存店安定化へ

経済産業省「商業動態統計調査」によると、2024年5月末の全国店舗数は前年同月末比0.3%減の5万5,959店となった。2018年以降は前年比の増減率が0.5%未満での推移となっており、ほぼ飽和状態。コロナ禍における社会生活の変化などを背景に、大手各社は大量出店から、既存店の安定化を進めており、店舗数は横ばい傾向にある。

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