■業界の概要
■市場の動向と展望
■コンビニエンスストアの業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図
コンビニエンスストアは、主に24時間・年中無休で営業を行い、食料品や飲料・日用雑貨・雑誌などの販売のほか、ATMの設置や公共料金の収入代行、チケット発行、宅配便の取り扱いなど、さまざまなサービスを提供。社会・生活インフラとしての役割は大きい。
一方で、サービスの多様化にともなう業務量の増加などを背景に、コンビニエンスストア店員の人手不足が深刻化しており、セルフレジの導入など業務効率化が進む。
経済産業省「商業動態統計調査」によると、2024年5月末の全国店舗数は前年同月末比0.3%減の5万5,959店となった。2018年以降は前年比の増減率が0.5%未満での推移となっており、ほぼ飽和状態。コロナ禍における社会生活の変化などを背景に、大手各社は大量出店から、既存店の安定化を進めており、店舗数は横ばい傾向にある。