■業界の概要
■市場の動向と展望
■事務機器製造業の業績動向
■文具・事務用品製造業、事務機器・用品卸売業の業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図
日本の事務機器・事務用品業界とは、オフィスで使用される各種機器や消耗品の製造、販売、サービス提供を行う。具体的には、プリンター、コピー機、シュレッダー、ファックス機、パソコン、文房具、ファイル、事務家具などが含まれ、対象分野は幅広い。
またオフィスで使用頻度が高い事務機器については、初期費用の削減、最新機器の利用、経費処理の簡素化などのメリットを理由に、リース契約が主流となっており、機器故障時の対応などアフターサービスの充実も特徴となっている。
国内の事務機器メーカーには複合機・複写機・プリンターなどにおいて、世界的企業が名を連ねている。また文具・事務用品メーカーでも、品質の高い製品が海外で高く評価されているケースが多い。
事務機器・事務用品卸では、複合機と情報システムを連動させたIT ソリューションサービスの展開が本格化しており、ネット通販の普及によりBtoC市場も拡大している。
一方で、社会全体で加速しているGX化やペーパーレス化に対応するため、業界全体において新たなビジネスモデルが模索されている。