■業界の概要
■市場の動向と展望
■家電製造業の業績動向
■家電小売業の業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図
家電とは、エアコンや洗濯機などの家庭用電気機器(白物家電)と、テレビやカーナビシステムなどの民生用電子機器(黒物家電)を総じていう。主要メーカーには、ソニーグループやパナソニックHDなど日本を代表する企業が並ぶ。
近年、ハイアール、アクアの低価格帯ブランド製品の投入により市場拡大してきたハイアールグループ(中国)や、掃除機や空調機などを主体に日本市場を席巻したダイソン(英国)などの差別化商品に押され、日本家電メーカーの優位性は年々薄れている。
こうした環境下、「おしゃれ家電」などデザイン性の高い家電で差別化戦略をとるBRUNO、バルミューダなどの新興メーカーも誕生している。
テレビは、液晶技術の成熟により差別化要素が減少し、海外市場ではアジアメーカーとの競争が激しい。国内市場では、2011年の地デジ完全移行時に購入されたテレビ製品の買い替えや、4K・8K衛星放送対応テレビ、有機ELテレビなどの需要が期待される。
また、Netflix、Hulu、Amazonプライム・ビデオなどテレビ放送以外のストリーミングサービスへの需要が拡大しており、こうしたサービスへ直接アクセスが可能なスマートテレビの需要も増加している。
スマートテレビは音声操作や他のスマートホームデバイスとの統合が可能なことから、新たな需要喚起のツールとしての存在感も増している。