■業界の概要
■市場の動向と展望
■靴製造・販売業の業績動向
■バッグ製造・販売業の業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図
靴業界は、一般的にはビジネスシューズ、カジュアルシューズ、スポーツシューズ、サンダル、ブーツなど多岐にわたる製品カテゴリーを含む。また、革靴からスニーカーまで、素材や用途に応じた各種靴製品の製造・販売が含まれている。
近年は、大手企業の寡占傾向にあり、上位企業はプライベート(PB)商品の展開やオンライン販売の積極活用を進め、一層の寡占化が進展している。アディダス(独)やナイキ(米)など海外ブランドに加えて、アシックスなど著名ブランドの人気の高まりを受け、競争は激化している。
消費者の好みは多様化しており、機能性やデザイン性に加えて、快適さやサステナビリティへの関心も高まっている。このためメーカーや小売業者は、多様な顧客ニーズに合わせた品ぞろえを求められる。
個々の消費者の好みに合わせたカスタマイズされた靴の需要も注目され、一部のメーカーや小売業者は、顧客が靴のデザインやサイズを選択できるオプションを提供している。また、環境への配慮や社会的責任の重視から、サステイナブルな素材や製造プロセスを採用したエシカルな靴も登場している。
バッグ業界は、ハンドバッグ、トートバッグ、リュックサック、ショルダーバッグ、ビジネスバッグ、旅行バッグなどの製品カテゴリーを含む。
バッグは単なる機能的なアイテムだけではなく、ファッションアクセサリーとしても役割を果たすことから、消費者は機能性に加えてデザインやトレンドにも注目して選ぶ傾向がある。そのためメーカーや小売業者は、デザインや素材に工夫を凝らす。
国内ブランドと海外ブランドで需要が二分されている中、国内大手はコロナ禍でオンライン販売の強化による販売体制の強化を進めている。
また、高級ブランドやデザイナーズブランドのバッグは、アジア市場での人気が高く、富裕層の増加やラグジュアリー商品への関心の高まりから高級バッグの需要が増加している。近年の円安やインバウンドの増加により、主要都市部の百貨店では、高級ブランドバッグの売り上げが好調に推移している。