■業界の概要
■市場の動向と展望
■ガス業の業績動向
■関連法規・団体
■業界天気図
ガス事業はガス事業法で規定されている。1995年以降の規制緩和により、大口需要家向けの天然ガス販売から販売自由化が順次進められた。2017年4月には都市ガス小売事業への新規参入が全面自由化され、事業者数は増加傾向をたどり一般ガス導管事業者数は193事業者(2023年)となっている。
販売自由化が進む中で、ガス導管事業の中立性と透明性の確保を図るため、2022年4月には東京瓦斯・大阪瓦斯・東邦瓦斯の大手3社で、それぞれ導管部門の法的分離が実施された。
「ガス事業便覧」によると、都市ガス会社の販売ガス量はトップが東京瓦斯、次いで大阪瓦斯、東邦瓦斯、西部ガス。こうした大都市圏で供給する大手ガスのほかに、小規模な地方都市ガス会社が供給している。
電力・ガス小売り自由化で、ガス小売り事業者が電力小売りに参入する一方で、電力会社が都市ガス事業に参入しており、双方で電気とのセット販売も活発化している。競争が激化するなか、今後、業界構造の大きな変化が予想される。