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リース業界の動向と展望

(2024/08/30更新)

【目次】

■業界の概要
■市場の動向と展望
■リース業の業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図

■業界の概要

取扱高は最盛期の約5割の低水準

国内リース取扱高は最盛期の約5割の低水準にある。背景には2008年4月からのリース会計基準変更によるファイナンス・リースのオンバランス化、低金利による設備購入資金の調達容易化があり、各社は海外展開やリース以外の事業多角化などで収益を確保している。

オペレーティング・リースのオンバランス化が議論に

リース取引は金融取引に近い「ファイナンス・リース」と賃貸借に近い「オペレーティング・リース」があり、後者はオフバランス処理が認められていた。

しかし2019年1月から新リース会計基準(IFRS16)が適用となり、国際会計基準(IFRS)では、原則すべてのリースがオンバランス処理となった。

国内もIFRS 任意適用企業で新基準適用が始まり、現在は日本会計基準への適用に向け議論が進行している。

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