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証券業界の動向と展望

(2024/09/30更新)

【目次】

■業界の概要
■市場の動向と展望
■証券業の業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図
■関連コンテンツ

■業界の概要

金融商品取引法に基づき有価証券の取引・管理を手掛ける

証券業は、金融商品取引法上の第一種金融商品取引業に相当する事業であり、株券や債券などの有価証券の取引・管理を手掛ける。

具体的には、証券の購入募集・売り出しを行う「セリング業務」、証券の販売を引き受ける「アンダーライター業務」、売買を仲介する「ブローカー業務」、自己資金により証券を売買する「ディーラー業務」がある。

国内証券会社は270社、ネット専業が勢力拡大

国内で証券会社が加盟する日本証券業協会には、2024年9月25日時点で270社が会員登録している。

野村、SMBC 日興、みずほ、大和、三菱UFJ の大手がフルラインの業務を手掛ける。準大手、中堅・中小、地場証券はリテール特化などにより大手との差別化を推進している。近年は、インターネット専業の証券会社が取引手数料の安さなどを武器に勢力を拡大している。

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