TDB REPORT ONLINE


【目次】

■TDB景気動向指数の動向
■TDBマクロ経済モデルに基づく日本経済見通し
■景気トピックス


■TDB景気動向指数の動向

景気は小幅ながら2カ月ぶりに改善

企業の景況感について、2024年11月のTDB景気動向指数(景気DI)は前月比0.1ポイント増の44.4となり、小幅ながら2カ月ぶりに改善した(図表1)。

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11月の国内経済活動は、建設関連や観光産業などが押し上げ要因となったほか、半導体向け需要の増加もプラス材料だった。また、冬物が動き出したことでアパレル小売が大きく上向いた。

ただし、家計の節約志向は強く、家電や自動車など耐久消費財の販売が不調だった。さらに、人手不足や原材料価格の高騰なども下振れ材料となった。

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