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本連載では、日本企業の進出先として想定される世界各国の政経情勢を取り上げる。第19回は米国を紹介する。

米国経済は、大幅な金融引き締め策が実施されたにもかかわらず、景気は底堅さを維持している。一方で、インフレ率は緩やかな低下傾向にあり、米国連邦準備制度理事会(FRB)によるインフレ沈静化は成功しつつある。ただ、大統領選後には、インフレ再燃につながる政策変更の可能性が浮上している。

以下では、米国経済の動向を振り返るとともに、来年以降の米国経済にとってのリスク要因を解説する。

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