取締役専務執行役員 牧山 公彦 氏
経営管理本部 経理グループ 久保 勇人 氏
デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた取り組みが推進されるなか、組織全体のデジタル化と顧客体験の革新が急務となっている。しかし、ビジネスモデルや組織の本格的な変革は既存システムの属人化などであまり進んでいない現状があり、経済産業省の「DXレポート」によると、2025年以降に最大毎年12兆円の経済損失が生じる可能性があると警鐘が鳴らされている(いわゆる「2025年の崖」問題)。
そのようなDX推進に悩んでいる企業の後押しを手助けするのが、2023年10月に東証グロースへ上場した(株)ドリーム・アーツだ。「デジタルの民主化」を掲げ、専門的なプログラミング知識がなくてもシステム開発できるノーコードツール「Smart DB」を大企業向けにクラウドサービスとして提供する。今回は、同社取締役専務執行役員の牧山氏と経営管理本部久保氏に上場までの経緯や取り組みについて紹介してもらう。
従業員1,000人以上の大企業に特化したクラウドサービスを提供しています。業務のデジタル化から個別用件に基づくサービスまで幅広いエリアをカバーしており、主な特徴は3つあります。