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1.景気は持ち直しの動きみせるも、業種により差

企業の景況感について、2020年9月のTDB景気動向指数(景気DI)は4カ月連続で前月比プラス(1.9ポイント増)の31.6となった(図表1)。

図表1.JPG

9月は、堅調な公共工事や連休中の外出増加、緩やかに上向いた設備投資意欲などがプラス要因であった。

加えて、自宅内消費の拡大やリモートワークの広がりによる住宅ニーズの高まりなどもみられた。また、5G(第5世代移動通信システム)やインターネット接続にともなう電気通信工事も活発だった。他方、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続くなか、景況感の持ち直しは業種により温度差が表れる傾向もみられた(図表2)。

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