精密電機機器の受注生産を行う三和電機製作所。圧力・真空制御スイッチとセンサーの専業メーカーである。
社員の平均年齢は49.5歳。3人に1人以上が60歳より上のシニア世代だ。シニア人材を社内の欠かせない戦力と位置づけ、新規雇用も継続雇用も続ける同社では、トップ自らが動いて肉体・精神面の両面からシニアが働きやすい体制づくりを行う。結果的に社内全体の環境改善につながり、全年齢層の社員定着率も高いという。
どのように人材の定着を図り、長期間一線で働いてもらうことに成功しているのか。代表取締役の林 武宏氏にこれまでの取り組みとさらなる目標を伺った。