2013年2月にオバマ米大統領の一般教書演説で取り上げられ、一気に認知度が高まった3D プリンター。複雑な立体を造形できる技術として、試作品など製造業の研究開発(R&D)の現場では不可欠だ。
株式会社JMCは、「3Dプリンター出力」から「鋳造」、「CT スキャン」まで“ものづくり”に欠かせない一連の業務を手がけ、自動車業界などから広く信頼を得ている。プロボクサー出身という異色の経歴をもち、チャレンジングな経営で準備開始から約1年7カ月で上場を果たした代表取締役社長の渡邊氏に上場の経緯を聞いた。